初心者の為のお菓子とお茶(濃茶)のいただき方
8月の主菓子 朝顔 手作り
濃い茶のお菓子を主菓子といいます
お点前が始まりますとお菓子を取り廻し
懐紙に取り出し銘々にいただきます
濃茶には出し袱紗(名物裂等絹や更紗等様々です)が添えられます
「お茶銘は? お菓子は?」 等を伺い
美味しく頂いたお礼の気持ちをお伝えします
お茶を飲み終わりますと飲み口を懐紙で拭います
返ってきた茶碗を取り込み
お仕舞いの挨拶を交わします
お茶碗 出し袱紗の拝見
お茶を飲み終えれば拝見します
お茶碗の窯元や出し袱紗の裂地
又 床の間の軸 花入 花の事等 亭主に
伺います
軸 行雲流水
花 藪茗荷 秋海棠 藤色藤袴
次に三器 (茶入 茶杓 仕服)の拝見をします
正客と詰(最後の客)は出会い
三器を亭主にお返しします
お茶には 薄茶 濃茶の二種があり
それぞれに飲み方に違いがあります
そして何より大切な事は
お菓子やお茶をいただく楽しみ以上に
道具や室礼(しつらい)を楽しみ集う文化でもあるのです
日本人らしい感性は他に類を見ない繊細な心の動きに支えられています
順序を修得する事が先ずは基本ですが
次第に心の修養を得 世界に誇れる立ち居振る舞いを身につけて行く道であるのだと思っています
Amebaブログも随時更新しております。
過去のお稽古の様子もなどもありますのでぜひご覧ください。
豊島区 池袋 表千家 茶道教室
表千家教授 江面宗珠